タンバリンはフレームドラム(直訳すると枠太鼓)に属します。
今やポピュラー音楽やカラオケにも使われ、学校や乳幼児の玩具としても登場します。
しかしその歴史は古く、壁画に描かれていたり、ギリシャ神話に登場したり・・・
 
では、この楽器は元々どこの国の楽器なのでしょう?
 
タンバリンの先祖にあたる楽器・・・それは枠に皮が張られているとてもシンプルな太鼓(=フレームドラム)で、紀元前数世紀から存在していた「世界最古の太鼓」なのです。
 
さらに、叩くことで共鳴するツールが付いているものが多く、ある国ではシンバル(トルコ, インド etc.)ある国ではリング(クルディスタン, ウズベキスタン etc.)またある国では弦(モロッコ)や貝殻(イタリア)など、人類が住んでいたほとんどの場所で、それぞれの名前で、まだ音楽が誕生していないこの時代に儀式や祭事などでこの太鼓が使われてきました。
 
そう、これらの楽器はそれぞれの国々で誕生し、大きさ・形・材質・奏法など個々に進化してきたのです。
 
その後、ヨーロッパでクラシック音楽が生まれ、1787年にモーツァルトによって初めてこの楽器が取り入れられます。(諸説ありますがバスクのパンデロアを参考に作られたようです)そして「タンバリン」という名前がついたこの楽器がクラシック音楽の楽器として仲間に入ります。
 
そしてクラシック音楽とともにタンバリンが全世界に拡まっていくのです。
その後はみなさんご存知のとおり、教育用の楽器として使われたり、皮を外したモンキータンバリン(外国ではヘッドレスタンバリンと呼ぶ)はカラオケやバンドマンたちが使うようになりました。
 
もちろん、各国のフレームドラムやその演奏家たちは現在もなお民族音楽の重要な楽器として脈々と伝統を受け継いでいます。そしてなお独自の進化を遂げ、楽器の性能や演奏技術も日進月歩で向上し続けています。
 
下の分布図や写真はその一部ですが、是非ご覧ください。
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